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「運慶」書籍「運慶への招待」 プレゼントキャンペーン第2弾

第2弾のキャンペーンは終了いたしました。
 

運慶_第2弾02

竜燈鬼・天燈鬼画像提供:イスム
 
 
「運慶展」の裏側と見どころに迫る
東京国立博物館研究員の独占インタビューを掲載!
豪華プレゼントキャンペーンも実施します。
 
 日本でいちばん有名な仏師、「運慶」の仏像人気が止まりません。その火付け役となっているのが、東京国立博物館で開催中の興福寺中金堂再建記念特別展「運慶」です。まるで生きているかのようなリアルな仏像を目当てに、老若男女が押し寄せ、来場者数は20万人を突破!世はまさに〝空前の運慶ブーム〟です。

 これまで数多くの仏像作品をご紹介して参りました弊社にも、運慶作品に関するお問い合わせが、かつてないほど寄せられています。そこで、弊社ベストセラーとなっている、運慶一門の作品を一堂にご紹介!数に限りがございますので、お見逃しないようお願いします。さらに、運慶作品をもっと好きになる「豪華プレゼントキャンペーン」も実施!なんと、運慶入門書として最適な「運慶への招待」を特別にプレゼントいたします。
 大反響の仏像コラム「運慶最前線」では、東京国立博物館の研究員さんに、弊社スタッフが独占インタビュー!ここでしか聞けない運慶展の知られざるエピソードが満載です。ぜひ最後までご覧ください。
 

必見!大人気の仏像作品

運慶仏 慶派一門による迫真の仏像、運慶の芸術魂を今に受け継ぐ仏師が彫刻した御仏。

 
 

応募要項

賞品

賞品_書籍
書籍
「運慶への招待」
救いを実感できる
仏像を求めて-
 
朝日新聞出版/編 
浅見龍介/監修
日本一有名な仏師・運慶の「すごさ」に迫る一冊
 歴史の教科書にも掲載される運慶だが、意外とその「すごさ」は知られていない。本書は東京国立博物館の浅見龍介氏が、仏像初心者にもわかりやすく丁寧に解説。もちろん運慶作品全31体の写真を完全収録!運慶入門書としてのほか、運慶仏の鑑賞にもこれ以上のものはありません。
 
 
応募方法

 下記の応募フォームより必要事項をご記入の上、ご応募ください。
応募締切は2017年11月20日(月)までです。お急ぎください。
 

応募方法_矢印-01

 
運慶02
※ご応募はお一人様1回限りとさせていただきます。
※当サイトからのメールは「info@shogeikan.jp」で届きます。「info@shogeikan.jp」からのメールを受信できるように設定をお願い致します。
※応募締切は11月20日(月)までです。お急ぎください。
※プレゼントの当選者の発表は、商品の発送をもって代えさせていただきます。
※抽選結果に関するお問い合わせにはお答えしかねますので、
あらかじめご了承ください。
※本キャンペーンは都合により予告なく変更・中止となる場合がございます。
応募締切-2
 
書籍に応募
 
 

特別展情報

興福寺中金堂再建記念特別展 運慶
【開催日】2017年9月26日~2017年11月26 【会場】東京国立博物館(平成館) 【営業時間】9:30~17:00(入館は閉館の30分前まで)(ただし、金曜・土曜および11月2日は21:00まで開館)休館日月曜日(ただし10月9日は開館)
【会場住所】〒110-8712東京都台東区上野公園13-9 【アクセス】JR上野駅公園口・鶯谷駅南口より徒歩10分、東京メトロ銀座線・日比谷線上野駅、千代田線根津駅、京成電鉄京成上野駅より徒歩15分
【入場料】一般1600円(1400円/1300円)、大学生1200円(1000円/900円)、高校生900円(700円/600円)、中学生以下無料
※()内は前売り/20名以上の団体料金
※障がい者とその介護者一名は無料です。入館の際に障がい者手帳などをご提示ください。

▼詳しくはこちらから
展覧会公式サイト http://unkei2017.jp/
東京国立博物館ウェブサイト http://www.tnm.jp/
 

コラム

運慶最前線!02

運慶最前線 第2回
2017.11.6
 
運慶展を裏の裏まで独占インタビュー

 

 日本一有名な仏師・運慶(?~1223年)。その傑作が集結する史上最大の展覧会が、上野の東京国立博物館で始まり、早くも20万人を動員するなど話題をさらっています。全国に運慶作あるいは運慶作の可能性が指摘されている仏像は31体。そのうちの22体が一堂に会する興福寺中金堂再建記念特別展「運慶」。この秋、超目玉の特別展はどのようにして生まれたのか? 東京国立博物館の研究員であり、運慶展の作品解説などの重責を担われた西木政統さんに独占インタビューしました。

 

西木さん
 

東京国立博物館研究員 西木 政統  氏
 
 1986年滋賀県生まれ。慶応義塾大学・大学院修了ののち、上野・東京国立博物館の研究員(学芸研究部列品管理課)として勤務。今回開催の『運慶』 をはじめ、『平安の秘仏―滋賀・櫟野寺の大観音とみほとけたち』(2016年)、『みちのくの仏像』(2015年)など仏像の展覧会に携われている。
 
 
なんと構想10年。運慶展のはじまりに迫る!
 
――それではよろしくお願いします。早速ですが、博物館で彫刻作品を担当する西木さんにとって、運慶の展覧会に携わることは憧れであったかと思います。史上最大の運慶展は、どのような想いでスタートされたのでしょうか?

西木:企画スタート時、私は在籍しておりませんでしたが、なるべく多くの運慶作品を展示できないと、開催できないという思いでスタートしたということを聞いています。推定仏を含めて22体、今までで最も多い作品を展示公開することができました。

――なるほど、史上最大の運慶展というキャッチコピーはそこからきているのですね。では、企画のスタートはいつ頃からでしょうか?

西木:当館で開催された10年前の興福寺創建1300年記念 「国宝 阿修羅展」からですね。中金堂再建が興福寺様(※1)の悲願でしたので、それを記念して開催できれば…という話は関係者の間で進んでいました。具体的に動き始めたのは、通常の展覧会と同じように5年前くらいですね。

――そんなに早くからですか!?東京国立博物館で過去最高の94万人あまりを動員した「阿修羅展(2009年)」。その企画段階の頃には、運慶の特別展を開催したいという思いがあったとは…。
10年前から準備を重ねられていたことに、ただただ驚くばかりでした。また、今春に奈良国立博物館で催された「快慶展」と開催年が偶然重なり、仏像ブーム再燃という中での開催となりました。

 
東京国立博物館の中の様子
                                     東京国立博物館の中の様子
 
 
運慶展にお出ましいただいた貴重な仏様
 
―仏像はお寺様のご本尊である場合もございます。多くの仏様を秋の観光シーズンにお出ましいただくというのは、非常に大変だったかと思いますが…。
 
展覧会チラシ
展覧会チラシ
西木:そうですね。それぞれご所蔵者も分かれていますし、何より信仰の対象としてお祀りされる中で、運慶という作者の繋がりだけで、展示依頼をするというのは、なかなかご理解が得られにくかったですね…。まして、美術作品としてクローズアップせざるを得ませんので、お願いしにくいこともありました。何度も交渉に上がって、いろんな方面からお願いをして、ほとんどの関係者が諦めていたところから、何とかご理解いただけたものもありました。

―大変なご苦労があったのですね。結果的には運慶作品を所蔵する各寺院よりお預かりして〝運慶作品を集合させた、かつてない展覧会〟を、開催するという悲願を達成できたことがとても感慨深いと語ってくださいました。

 
玉眼と彫眼に隠されたヒミツ
 
―興福寺北円堂の無著・世親菩薩、伊豆 願成就院の毘沙門天などは、チラシや図録でお顔が大きく掲載されていましたね。目の玉眼(※2)が命を宿したかのようにキラキラと輝いて、今にも動き出しそうなリアリティが印象的でした。そういえば、運慶作品には玉眼だけでなく、木を彫り上げて目とした彫眼の仏像もあると今回で初めて知ったのですが、これはなぜなのでしょうか?
 
玉眼の構造
西木:運慶が玉眼と彫眼を使い分けたのではないかという見解があります。実は、文治5年(1189年)制作の浄楽寺阿弥陀三尊像以降、悟りを開いた仏様である如来、及びこれに近い菩薩には、原則的に玉眼が使われなくなるのです。玉眼というのは、実際の眼球のような質感を出すために用いられる技法なのですが、それが本当に生々しすぎて…。本来、超越的な存在である仏様には、あまりふさわしくないと運慶は考えたのではないか。仏・菩薩に関しては次第に使われなくなったといわれていたのですが、必ずしもそれに当てはまらない作品も出てきまして…。

―と、いいますと…。

 
西木:例えば、運慶作と推定される東京都真如苑様の大日如来坐像にも玉眼が入っていて、なぜ玉眼を使ったのか。あるいは、ある時点から運慶が如来に玉眼を使わないと決めていたのであれば、これは本当に運慶作品か?という議論になります。

―玉眼と彫眼を使い分けたのは、仏像を注文したお客様の意向を聞いたのではないか、という見解はいかがでしょうか?

西木:もちろん注文主の意向というのもかなり大きいと思います。例えば、もう少し生き生きと玉眼を使って欲しいとか。逆に、あまりにも生々しくしないでくれ、玉眼は避けてくれなどの要望もあったのではないかなと。そういう誰かの指示があったのかどうかは、今後検討しなければなりませんね。

―玉眼だけでも今後に残された研究課題がたくさんあるのですね。ありがとうございました。
 
 
※1 興福寺
 天智天皇8年(669年)創建の山階寺が起源。平城京遷都の後、興福寺と称される。阿修羅像がお祀りされていることで有名な奈良の古刹。運慶ともゆかりが深く、父である康慶、子である康弁など、運慶一派(慶派仏師)の仏像を数多く所蔵する。治承4年(1180年)の南都焼討による復興で、慶派仏師が活躍する原点ともなった。現在、興福寺では中金堂再建が進められており、2018年の落慶を目指している。今回の運慶展はこれを記念した特別展である。

※2 玉眼
 仏像の目に水晶を入れたもので、くりぬいた眼球の部分に、内側からレンズ状の水晶をあてて瞳を描き、当て木で押えた技法のこと。鎌倉時代に一般化し、後に多くの仏像に用いられるようになる。一方の「彫眼」は木に彫刻を施して彩色し、目としたものをいう。

 
次回も引き続き研究員の西木政統さんにインタビュー。特別展「運慶」の展示に関する「裏話」や「見どころ」をたっぷりとご紹介します。特別展の裏側を知れば、運慶展をより楽しく見学できるに違いありません!! ぜひご期待ください。
 
次回予告:
東京国立博物館の研究員に聞いた!②
「運慶」展こだわりの展示方法と見どころ
 

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