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ミニカタログ:『加賀百万石の至宝』

わらべ風神・雷神
人間国宝が生み出した究極の価値を誇る作品を筆頭に、
大名が愛でた愉悦をご堪能いただける作品が満載です!
 
 この度は『加賀百万石の至宝』と題し、加賀の地にまつわる作品を一堂にご紹介します。北陸新幹線の開通によって、大きな注目を集めている前田藩のお膝元であった城下町は江戸時代の風情をそのままに、今もなお、陶器や漆器、染織、鋳物ほか、伝統工芸の制作が根付いています。本カタログを通じて、絢爛たる伝統美と武家の威光を心ゆくまでご堪能ください。

 現在もさまざまな工芸分野において多数の偉才を輩出している芸術王国・加賀。この度、確保しました人間国宝・三代魚住為楽氏が、魂を込めて鋳造した『砂張仏鈴 清浄』(4寸,3寸)、『砂張鈴 荘厳』(4寸)はまさに名刹収蔵クラスの逸品です。「祖父から教えられたことを忠実に行っているに過ぎず、新しいことは何もない」―。こう語る氏の鋳造法は前近代的であり、加賀百万石の地に根付いた伝統に則ったものです。伊勢神宮をはじめ、数々の名刹が氏の作品を所蔵しているほどで、比類なき価値はもちろん、芸術的な鋳肌、音の響きも抜群。気温の関係で制作は春から夏の期間しか行えないため、絶対に今回という好機をお見逃しないよう宜しくお願いします。

 前田藩第三代藩主・利常が加賀ルネッサンスを巻き起こし、豪奢な工芸品が作られるようになった江戸時代初期。その流れを牽引したのが、蒔絵や螺鈿に目を奪われる茶道具です。そこで、本号では「加賀百万石の茶道具傑作三選」と題し、金沢漆芸会会長を務め、現役最高峰と尊ばれる三代目・西村松逸氏作の『末廣蒔絵平棗』、毛筆細字の技法を受け継ぐ陶窯田村の四代目・田村星都氏作『古今集賀歌梅摘香炉』、宗偏流家元から認められた一族の伝統技を極めた三代・茶平一斎氏作の輪島塗『正倉院蒔絵八角香合』をご用意しました。その名が付くだけで値段がつり上がる人物の作品ばかりです。間近でご鑑賞いただき、文化大名が享受した愉悦を味わってください。

 そして、加賀といえば、金・銀彩や絵付けが鮮やかな九谷焼でしょう。錦山窯四代目・??田幸央氏は人間国宝である三代目・吉田美統氏を父に持つ天才。この度はご多忙の中、『金襴手彩色花生』『金襴手彩色香炉』を作陶していただきました。また、紫綬褒章受章作家・中田一於氏が生み出した『墨地紫苑釉裏銀彩花文花瓶』『墨地紫苑釉裏銀彩花文壷』も見逃せません。氏は二人の人間国宝に師事した人物として、その名を世界に轟かせる名匠です。

 何より、本号の目玉は人間国宝・故三代 德田八十吉氏の『雨後の虹』です。氏が遺した作品は蒐集家によって次々に買い求められており、市場にはほとんど出回っていません。今後、価値がさらに高騰することは間違いありませんので、悔やまれることのないよう、お早めにお申し込みいただくことをお勧めします。
 
 
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