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伊東深水 木版画『雪』

伊東深水 木版画『雪』

 

伊東深水 木版画『雪』

 

しんしんと雪が降る凍てつく寒空の下、
唐傘を持つ手を着物の袖で覆い、道を急ぐ乙女。
美人画の巨匠が描き上げた情感あふれる冬の名画。
 

歌川派の正統を継承する鮮烈な色遣いに恍惚

 

■紫の着物や唐傘の裏の橙など、鮮烈な色彩の画全体から発散される深い物語性。彼女はいったい何を思うのでしょう。粉雪がしんしんと降る凍てつくような寒さに、唐傘を持つ手を袖口ですっぽりと覆う可憐な乙女。伏し目がちに歩く表情は微かな笑みをたたえており、見るほどに想像力がかき立てられます。『雪』は明治・大正期に絶大な人気を博した勲三等旭日中綬章受章作家・伊東深水が遺した叙情的な作品。深水は上村松園、鏑木清方と並び、美人画の三大巨匠に数えられる天才画家。歌川派の浮世絵の正統を継承する画風で一世を風靡したことで広く知られます。

■今もなお、深水の作品が高い評価を獲得する理由は、語りかけてくるような情感に満ちた画風にあります。本来なら気の滅入るような雪の日、唐傘を前方に傾け、道を急ぐ乙女。行き先に待っているのは恋人でしょうか、それとも久しぶりに会う両親でしょうか。指先がかじかむほどの極寒を感じさせない穏やかな表情は作品に奥行をもたらしています。

■また、歌川派の流れを汲む鮮やかな色遣いと独特の遠近法も情感あふれる世界に花を添えます。透き通るような柔肌に浮かび上がる真っ赤な口紅は特別な人との出会いを予感させるもの。画の中にくっきり浮かび上がる様子は実に美麗です。燕脂色の櫛輪には黄金の富士山、緑色のかんざしの先には長寿の松と竹。何より目を奪われるのが、目にもまばゆい着物の紫に栄える梅の絵柄です。梅花は降りしきる雪の粉と溶け合うように絶世の美を描き出します。細部まで丁寧に描き込まれたおめでたい図柄に感動を抑え切れないことでしょう。

額裏に著作権者印・ エディションナンバー 入りの奥付を貼付
額裏に著作権者印・ エディション
ナンバー 入りの奥付を貼付
■この作品の原画は個人蔵のため、目にする機会が限られています。ご所蔵いただけば、麗しの美人画は貴方様だけのものです。熟練職人が木版画の伝統技で手彫り手摺りした傑作。越前奉書紙に版木62版に対して132度もの摺りを重ねることで、原画の美しい色彩が蘇りました。額裏に著作権者の承認印とエディションナンバー入り奥付を貼付。着物柄風のマット地の特製額に納めてお届けします。
 
ルーム
 
着物柄風マット地が美しい特製額に納めてお届けします。
着物柄風マット地が美しい特製額に納めてお届けします
『額置スタンド』
壁に穴を開けることなく、お好きな場所でご観賞いただけます。
■素材:木製(簡易組立式)、色は茶
■寸法(約):縦43×横20×奥行27㎝、重さ2㎏(1組)
勲三等旭日中綬章受章作家  伊東深水 略歴

 明治31年、東京都生まれ。明治41年、日本画家の中山秋湖に師事。明治43年、速水御舟の作品に感動し、日本画家の道を決意する。明治44年、結成素明の紹介を得て鏑木清方に師事。「深水」の号を拝受。大正3年、日本美術院再興記念展覧会(第1回院展)にて入選。大正4年、第9回文展にて初入選。大正11年、平和記念東京博覧会で2等銀牌を受牌。昭和2年、深水画塾を設立。第8回帝展で特選を受賞。帝展無監査となる。昭和23年、日本芸術院賞受賞。昭和33年、日本芸術院会員に就任。昭和44年、日展顧問に就任。昭和45年、勲三等旭日中章を受章。昭和47年、惜しまれつつ逝去。『雪』は昭和20年代に制作された。
 

 

商品コード:HMO06
伊東深水 木版画『雪』
■技法:木版画(62版132度摺) 彫師:伊丹忠敬 摺師:佐々木茂
■本紙:越前奉書紙
■額素材:木製、布貼りマット、金内枠、アクリル、吊り紐付き 
■画寸(約):縦41×横44.5㎝
■額寸(約):縦63.5×横67×厚さ4.6㎝、重さ4.7㎏
■額裏に著作権者承認印とエディションナンバー入りの奥付を貼付
■お届けは受注から約1ヵ月後。
■発送手数料は1点につき648円(税込)をお申し受けます。
税抜価格:¥250,000(税抜)
販売価格:¥270,000(8%税込)
ポイント:0Pt
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